
世代交代企業の後継者育成
- プロフィール
- 業種:電材メーカー
- 規模:従業員2000人
- 面談相手:常務取締役販売店営業本部長
- 業績傾向:ここ数年業績は安定して売上は伸びているが販売店によりバラツキあり
- リサーチ結果
- 電材を代理店経由で販売しているメーカー
- メーカーと代理店とのパイプは太く信頼関係が強い。
- しかし、多くの代理店ではトップの世代交代に移行している企業が多く、代理店の業績にも以前と比べ格差がでてきている。
- 特に、業績の落ち込んでいる代理店は2代目社長に移行した企業が多く、経営者としての意識と危機意識が希薄であることが共通傾向として判明。
- この世代交代の代理店は今後急激に増え、メーカーとしての基盤を揺るがしかねない。2代目経営者育成が急務。
- ターゲット
- @次期後継者(2代目候補)
- A現社長(2代目)
- ソリューションプラン
- 1.代理店2代目経営者及び次期後継者候補を対象に、社長業修得研修をシリーズで実施。
2日間×6回シリーズ(体系的社長学)
第一回:環境変化と経営指針
第二回:やりきる仕組みづくり
第三回:指導育成の強化
第四回:組織連携の強化
第五回:組織風土の改革
第六回:卒業論文の発表
- 2.各回毎に現場の課題解決プランを作成し、発表と新たな課題を討議。
- 3.先代の社長も講師として参加し、実務に直結した内容で展開。
- 4.最終的には経営者としての論文を発表し卒業証書を出す。
- エピローグ
- 当初、「なぜ今さら」というスタンスで参加した人が多かったが経営者としてのスタンスと危機意識が醸成され、
2回目以降も欠席者がなく目の色が変わったとのメーカー評。
- 先代社長及び現社長との連携(受講内容書配布)が強化され、意志疎通(コミュニケーション)のパイプが太くなった。
- 目標管理を社内に徹底し、リーダーとしての厳しさがでてきた。
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